世界保健機関が「2014年都市環境（屋外）大気汚染データベース」を発表してからすでに1年以上が経過しました。このプロジェクトに取り組んだ WHO チームは、非常に多くの国のデータを収集し、すべての人がアクセスできる 1 つの場所にすべてをまとめるという素晴らしい仕事をしました。

私たちはこれについて過去の記事 (アフリカやラテンアメリカの大気質など) でいくつか書きましたが、データセットを視覚化するためのさまざまなオプションを検討する機会がありませんでした。ということで、この記事ではこれについて書いていきます。

視覚化の最初のステップは、レベルと関連する色を定義することです。この目的のために、WHO はすでに PM ₁₀と PM _2.5の年間濃度に対するいくつかの濃度ブレークポイント (WHO の「大気質ガイドラインと暫定目標」として知られています) を定義しているため、同じブレークポイント値を再利用するだけです。

視覚化のために、「目標を大幅に超える」という追加レベルが追加され、より高い中間目標 (目標レベル 3) の濃度の 150% として定義されます。各レベルにはカラーコードも割り当てられています。右側の表は関連性をまとめたものです。

各国のデータをプロットするために (WHO データベースには 92 か国の 1,622 が含まれています)、各都市の住民数で重み付けした国の平均濃度を使用します。つまり、最大の都市の AQI が低く、同じ国内の少数の小さな都市の AQI が高い場合、その国の全国 AQI レベルは小から中程度として報告される必要があります。

WHO データベースに報告されている各都市の住民数を知るために、 geonames.orgのサービスを使用しています。残念ながら、WHO DB で報告されているすべての都市が geonames.org で照合できるわけではないため、以下の視覚化は完全に正確ではありませんが、概念実証としては十分です。

World Health Organization: Annual Ambient Air Pollution

参考までに、PM10 および PM2.5 汚染物質の年間加重濃度を記載したすべての国のリストを以下に示します。 「大気質データのある都市の住民」列は、geonames.org サービスから取得した、逆ジオコーディング可能な都市の総人口を指します。